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北陸新幹線は、東京を起点として、長野、上越、富山、金沢、福井等の主要都市を経由し、京都、大阪へ至る延長約700kmの整備新幹線です。
営業主体は東京~上越妙高間はJR東日本、上越妙高~新大阪間はJR西日本となり、同一路線名の新幹線が複数の鉄道会社によって運行される唯一の事例です。
整備新幹線とは、全国新幹線鉄道整備法(昭和45年法律第71号)に基づく昭和48年11月に決定された整備計画による整備が行われる以下の5路線です。
全国新幹線鉄道整備法では、新幹線鉄道を「その主たる区間を列車が200キロメートル毎時以上の高速度で走行できる幹線鉄道」と定義し、同法は新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図ることにより、国民経済の発展、地域の活性化等に資することを目的としています。
路線名 | 区 間 | 路線 延長 |
---|---|---|
北海道新幹線 | 青森 ~ 札幌 |
360km |
東北新幹線 ※1 |
盛岡 ~ 青森 |
179km |
北陸新幹線 | 東京 ~ 大阪 |
700km |
九州新幹線 |
福岡 ~ 鹿児島 |
257km |
九州新幹線 |
福岡 ~ 長崎 |
118km |
※1 東北新幹線及び九州新幹線(鹿児島ルート)は、平成24年度完工。
※2 九州新幹線(西九州ルート)は、福岡市から鹿児島ルートとの分岐点(新鳥栖)までは、鹿児島ルートと共用
CO²の排出量が少なく、環境にやさしい新幹線。新幹線のCO²排出量は航空機の1/12で環境性に優れていることが分かります。
また、安全性においても、昭和39年の東海道新幹線開業以来、乗車死亡事故は発生していません。新幹線は高い安全性を誇っています。さらに、新幹線は遅延が少なく、時間に正確。雪にも強く、一度に多くの人々を運ぶことが可能です。
新幹線は自動車や航空機と比較して、CO²の排出量が少なく(航空機の1/12)、環境に優しい乗り物です。また、エネルギー消費量は航空機の1/8。最新の新幹線は電気をあまり使わないように、ブレーキから電気をつくるなど、様々な省エネの工夫がなされています。
昭和39年の開業以来、乗客死亡事故はなく、安全運行は世界でもトップレベルを誇る新幹線。ATC(自動列車制御装置)が全線に配備されているなど、安全性の取り組みが日々行われています。最高時速約320kmにも達する高速鉄道でありながら、卓越した安全性と正確な運行で、人々の移動を支えています。
新幹線は遅延が少なく、時間に正確。雪にも強く、一度に多くの人々を運ぶことが可能です。また、新幹線の平均遅延時分は運行1列車当たり0.9分(自然災害等による遅延も含む)です。小松空港に乗り入れる航空機の搭乗可能人数は約270名(B767-300)に対して、北陸新幹線「かがやき・はくたか・つるぎ」の乗車可能人数は924名で、航空機の約3.4倍となります。
新幹線 | 12両編成 | 924人 |
航空機 | B767-300 | 270人 |
CO²排出量 | エネルギー 消費量 | ||
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新幹線 | 4.2㎏-CO² | 新幹線 | 90MJ |
航空機 | 50.0㎏-CO² | 航空機 | 746MJ |
※MJ:メガジュール/エネルギーの単位
※東海道新幹線N700系のぞみとB777-200との比較:JR東海アニュアルレポートより